レッドブルエアレース2018、暫定カレンダー公表…千葉は最終戦で開催か?

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1月18日、レッドブルが公表した「エアレース・ワールドチャンピオンシップ2018」の開催カレンダー
1月18日、レッドブルが公表した「エアレース・ワールドチャンピオンシップ2018」の開催カレンダー 全 7 枚 拡大写真

“空のF1”との異名を持つ「レッドブル・エアレース・ワールド チャンピオンシップ」の2018年シーズンがいよいよ2月2~3日にアブダビ(UAE)で開催される第1戦を皮切りにスタートする。すでに年間の開催カレンダーも公開されており、今年も白熱した戦いの幕が切って落とされる。

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エアレースを主催するレッドブルが公開した開催カレンダーは以下の通りで、このうち第3戦ヨーロッパ、第5戦アジア、第8戦アジアの開催地については後日発表されることとなっている。

第1戦 2月2~3日:アブダビ(UAE)
第2戦 4月21~22日:カンヌ(フランス)
第3戦 5月26~27日:ヨーロッパ(開催地:後日発表)
第4戦 6月23~24日:ブダペスト(ハンガリー)
第5戦 8月4~5日:アジア(開催地:後日発表)
第6戦 8月25~26日:カザン(ロシア)
第7戦 10月6~7日:インディアナポリス(米国)
第8戦 11月:アジア(日程/開催地:後日発表)

このスケジュールを見て、「あれ?」と思うのは、昨年まで3年連続で開催してきた「千葉」が記載されていないことだ。昨年は6月の第3戦が千葉だったわけだが、今シーズンは第2~第3戦とヨーロッパでの開催。アジアは第5戦の8月まで開催の予定はなく、逆に最終戦をインディアナポリスではなくアジアで開催することに変更されたのだ。

ではこのアジアの中に千葉は含まれるのか。18日の室屋義秀選手のキックオフ会見終了後、レッドブルにそのあたりの可能性を質すと、「レッドブル本社からは今のところ何も発信して来てない。アジアの開催地がどこなのかも、千葉が含まれるのかもまったく情報を持ち得ていない」とのこと。

千葉市周辺の状況を調べてみると少し状況が分かった。第5戦の8月4日は「幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)」が予定されており、少なくともこれと重ねてエアレースが開催されることは考えにくい。更に言えば、この真夏の時期にビーチでエアレースを開催すれば、暑さで病人が出てくる可能性も十分考えられる。第5戦での千葉開催はあり得ないのではないだろうか。

そこで、ここからはあくまで憶測だが、エアレースで最も観客動員数が多いのは千葉であり、その実績を踏まえて最終戦を千葉に持ってくる計画なのではないか。昨シーズンの室屋選手の好調ぶりからすれば、日本全体のイベントとして盛り上がることは間違いない。観客動員を更に上積みしたいレッドブルとしては、これは重要な要素となるはず。果たして千葉での4回目開催は実現するのか。

《会田肇》

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