PSA世界販売、オペル加入の効果で2桁増…15.4%増の363万台 2017年

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プジョー2008
プジョー2008 全 3 枚 拡大写真

PSAグループは、2017年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は363万2314台。前年比は15.4%増とオペル加入の効果で2桁増となり、4年連続で前年実績を上回った。

画像:PSAグループ主力車

世界最大の新車市場、中国は減速。2017年は東南アジアと合わせて、38万7302台にとどまった。前年比は37.4%減と、3年連続のマイナス。その内訳は、プジョーが前年比29.2%減の24万9223台。シトロエンは47.3%減の13万1821台。

欧州では2017年、回復傾向を維持。PSAグループの2017年の欧州新車販売は、前年比23.2%増の237万8642台と、4年連続のプラス。ブランド別の内訳は、プジョーが前年比6.5%増の117万3465台。シトロエンが3%増の78万5662台。プジョーは『308』や『2008』、シトロエンは『C3』が好調だった。オペルは『インシグニア』や『モッカ』が好調で、37万6380台を売り上げている。

この他の市場では、中東とアフリカが2017年、61万8828台を販売。プジョーブランドが牽引し、前年比は61.4%増と大きく伸びた。南米では2017年、20万6275台を販売。前年比は12.2%増と2桁増を達成している。

《森脇稔》

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