一瞬の居眠りで対向車線に逸脱、正面衝突事故で双方の9人が重軽傷

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乗用車は斜行しながら対向車線側へ逸脱し、対向のワゴン車と正面衝突した。双方の9人が重軽傷を負う事故となったが、逸脱側の運転者は一瞬の居眠り運転を認めているようだ。

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21日午後2時45分ごろ、宮城県大崎市内の国道47号を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向してきたワゴン車と正面衝突する事故が起きた。この事故でワゴン車の5人が重軽傷。乗用車側の4人も負傷している。

宮城県警・鳴子署によると、現場は大崎市鳴子温泉尿前付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。ワゴン車に同乗していた2歳の男児が全身強打で意識不明の重体。運転者を含む4人が重軽傷を負った。乗用車側の4人も負傷したが、警察では運転していた山形県新庄市内に在住する60歳代の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場付近では弱い雪が降っており、路面は濡れて滑りやすい状態だったが、凍結はしていなかったという。警察の聴取に対して乗用車の運転者は「一瞬だが居眠りをしてしまったようだ」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

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一瞬の居眠りであっても相手方を巻き込んだ重大な結果の事故につながってしまう。疲れを感じたときは運転を継続することなく、まずは休憩を取ること。短時間の休憩であっても、休憩しないよりは効果がある。

《石田真一》

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