吹雪によって視界が悪化、出会い頭衝突

自動車 社会 社会

吹雪によって視界が悪くなっていた交差点で発生したトラックと軽乗用車の出会い頭衝突事故。原因はトラック側の一時停止看過だったとみられている。

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22日午後6時ごろ、北海道音更町内の道道で、交差点を進行していた軽乗用車と大型ダンプトラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。軽乗用車の運転者が死亡。警察はトラック運転者を逮捕している。

北海道警・帯広署によると、現場は音更町下音更北付近で片側1車線の直線区間。交差点に信号機は設置されていない。軽乗用車が道道側を走行していたが、交差する町道から進入してきた大型ダンプトラックと出会い頭に衝突した。

衝突によって軽乗用車は路外に押し出されて中破。運転していた帯広市内に在住する55歳の男性は近くの病院へ収用されたが、頭部強打などが原因でまもなく死亡した。トラックを運転していた旭川市内に在住する56歳の男にケガはなく、警察は男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕している。

現場の交差点はトラック側に一時停止義務があった。現場の路面は圧雪アイスバーン状態。事故当時は雪で視界が悪く、警察ではトラック側の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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視界が悪化している状況で発生した事故だが、基本的には一時停止の看過(安全確認の怠り)が主因とみられている。安全確認を怠っていなければ、一時停止を確実に実施していれば、防げた可能性が高い。

《石田真一》

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