いすゞ ギガ、対策不十分で1万3000台を再リコール…走行不能となるおそれ

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改善箇所
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いすゞ自動車は1月25日、大型トラック『ギガ』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2010年5月27日~2013年5月28日に製造された1万3471台。

ピストン燃焼室壁部に燃焼による熱と圧力が繰り返し作用し、そのダメージが蓄積して亀裂に至るものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ピストン燃焼室壁部の亀裂が進行して穴が開き、最悪の場合、エンジンの出力低下および白煙排出により、走行不能に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、車両走行データを確認し、負荷およびその頻度の高い車両はエンジンを良品に交換する。

不具合は340件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

なお今回のリコールは、2014年5月29日付けで届け出たリコールについて、新たな原因が判明し、これまでの対策が不十分であったことから、再度届出を行うもの。

《纐纈敏也@DAYS》

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