いすゞ ギガ、対策不十分で1万3000台を再リコール…走行不能となるおそれ

自動車 テクノロジー 安全
改善箇所
改善箇所 全 1 枚 拡大写真

いすゞ自動車は1月25日、大型トラック『ギガ』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2010年5月27日~2013年5月28日に製造された1万3471台。

ピストン燃焼室壁部に燃焼による熱と圧力が繰り返し作用し、そのダメージが蓄積して亀裂に至るものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ピストン燃焼室壁部の亀裂が進行して穴が開き、最悪の場合、エンジンの出力低下および白煙排出により、走行不能に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、車両走行データを確認し、負荷およびその頻度の高い車両はエンジンを良品に交換する。

不具合は340件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

なお今回のリコールは、2014年5月29日付けで届け出たリコールについて、新たな原因が判明し、これまでの対策が不十分であったことから、再度届出を行うもの。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る