お客様とともに車両をリニューアル…南海の「マイトレイン」プロジェクト

鉄道 企業動向
「MANKAI マイトレイン」プロジェクトの対象となっている9000系。内装デザイン案は、「思いすぎるくらいお客さま・沿線を思う気持ち」を具現化した「愛が、多すぎる。」空間を提供するため、「お客さまにどのような気持ちで電車に乗っていただきたいか」といったことを議論して、策定したという。
「MANKAI マイトレイン」プロジェクトの対象となっている9000系。内装デザイン案は、「思いすぎるくらいお客さま・沿線を思う気持ち」を具現化した「愛が、多すぎる。」空間を提供するため、「お客さまにどのような気持ちで電車に乗っていただきたいか」といったことを議論して、策定したという。 全 5 枚 拡大写真

南海電気鉄道(南海)は1月25日、「車両づくりをお客さまと一緒に考えるプロジェクト」を実施すると発表した。

「NANKAI マイトレイン」と言われるこのプロジェクトは、本線や空港線、和歌山港線で運用している9000系4両1編成の内装を、2019年春を目途にリニューアルするために行なわれる。

南海社員が和歌山大学空間デザイン研究室講師・川角典弘氏の監修により策定した、A~Dの新しい内装デザイン案を、利用客の意見を参考にしながら決定する。2月4~15日には、「愛が、多すぎる。」と題したウェブサイトにおける投票も実施する。

また、プロジェクトの一環として、2月1~3日には、座席の座り心地や吊り手の形状などを体験するイベントを、なんばCITY本館(大阪市中央区)地下1階の「ガレリアコート」で開催する。開催時間は2月1・2日が17~21時、2月3日が12~17時。

このイベントでは、9000系の内装デザイン案のほか、3種類の座席サンプル、高さが3段階・色が5種類・形状が2種類の吊り手が展示され、それらを比較体験してアンケートに答える。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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