ルノー日産、スタートアップとの共同研究の成果を発表…自動運転やEVなど

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ルノー日産のスタートアップとの共同研究、「CityMaker」のロゴ
ルノー日産のスタートアップとの共同研究、「CityMaker」のロゴ 全 1 枚 拡大写真

ルノーと日産自動車はスタートアップ企業を支援するプログラム、「CityMaker」において、スタートアップ企業9社との共同研究の最初の成果を発表した。

CityMakerには、ルノーや日産だけでなく、パリ市、RCI銀行など、合計7のパートナーが参画。アーバンモビリティソリューションをテストし、柔軟で持続可能な都市のモビリティへの移行を加速させるのが狙い。10か月に及ぶオープンイノベーションプログラムとなる。

急速な都市化は、交通ネットワークの効率性を含めて、都市や住民に複数の問題を提起。そこでCityMakersでは、パートナーとともに、EVとそのインフラの普及など輸送関連の課題に取り組むために、9チームのスタートアップを選出した。

今回、ルノーと日産は、選ばれた9社のスタートアップとの共同研究の最初の成果を発表。Persistant Studiosとの共同研究では、自動運転時代の到来を見据えて、車をインタラクティブ メディア化することに取り組んだ。自動運転車の車内向けのさまざまなコンテンツを開発し、テストしている。

Dalberg Data Insightsとの共同研究では、EVの使用と負荷、インフラに関するデータを収集する新たなプラットフォームを開発。このプラットフォームは、パリ市内でのEVの走行データを視覚化し、EV普及に必要なインフラやインセンティブを適切に導入することを可能する、としている。

《森脇稔》

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