日野自動車は1月31日、2017年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1兆3280億円(前年同期比+9.7%)、営業利益は613億円(+21.5%)、経常利益は633億円(+20.2%)、四半期純利益は392億円(+11.5%)。第3四半期としては2年ぶりの増収増益となった。
国内売上台数は、普通トラック、小型トラック、バス総合計で前年同期比2.8%増の4万8000台。海外市場はアジアや北米等での販売が好調で、トラック・バスの売上台数は同12.7%増の8万6700台。総売上台数は同9.0%増の13万4600台となった。
また、トヨタ向け車両台数は、主にSUVの台数が増加した結果、総売上台数は同2.6%増の11万0800台となった。
通期連結業績予想は、為替円安の影響を踏まえ、売上高1兆7700億円(+100億円)、営業利益780億円(+30億円)、経常利益800億円(+30億円)、純利益520億円(+20億円)にそれぞれ上方修正した。