横浜高速鉄道が問合せにAIを活用…鉄道事業者初 2月1日から

鉄道 企業動向
横浜高速鉄道ウェブサイトで始まるAI案内サービスのイメージ。
横浜高速鉄道ウェブサイトで始まるAI案内サービスのイメージ。 全 1 枚 拡大写真

横浜駅(横浜市西区)と元町・中華街駅(横浜市中区)を結ぶ、みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道は、2月1日10時から自社のウェブサイトで人工知能(AI)を活用した案内サービスを開始する。

これは、東京都目黒区に本社を置く株式会社ティファナドットコムが開発したAI接客システム「KIZUNA(絆)」を利用したサービスで、ウェブサイトに寄せられた問合せを、テキストなどで迅速かつ的確に回答するというもの。

横浜高速鉄道は、問合せの内容を「データとして集積し、分類・整理して、さらなるお客様サービスの向上に向け、積極的に活用していきます」としている。

KIZUNA(絆)は、すでにコールセンター業務やインバウンド接客などで利用されており、人材不足の解消や業務効率化、データー集積・分析などを実現しているが、鉄道事業者で利用されるのは今回が初めてだという。

これを契機に横浜高速鉄道では、今後もAI技術を活用し、駅における訪日外国人利用者向けの案内サービスやウェブサイトの多言語化などを図りたいとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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