鉄道輸送トラブル頻発、国交省が構造的な要因を分析・検討へ

鉄道 企業動向
11日夜~12日午前中、大雪によって430人がとじこめられた信越線444M列車
11日夜~12日午前中、大雪によって430人がとじこめられた信越線444M列車 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、近年続発している鉄道輸送トラブルに対して、輸送障害の再発防止対策や、その背景にあると考えられる構造的な要因について分析・検討する。

新幹線の台車き裂や、架線損傷による輸送障害、雪害による列車の長時間立ち往生など、鉄道の輸送トラブルが続発している。

国土交通省では、これらを受けて、台車検査のあり方の見直し、輸送障害の再発防止や影響軽減などの対策について検討する。同時に、その背景にあると考えられる少子化や職員の高齢化などの構造的な要因について分析・検討する。有識者や鉄道各社・団体などによる「鉄道の輸送トラブルに関する対策のあり方検討会」を新設して具体的な検討を行う。

《レスポンス編集部》

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