キャンピングカーは冬の利用を前提に購入するユーザーが多い

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キャンピングカー購入時に冬期利用を考えていましたか?
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日本RV協会は、キャンピングカーを所有もしくは興味を持っている人に「冬のキャンピングカー活用法」のアンケートを行った。その結果、8割の人が冬の利用を前提にキャンピングカーを購入したことが判明した。

アンケートの結果、85%のユーザーが冬の利用を前提に購入していると回答した。もっとも「キャンピングカーが最も稼働している季節」について、「冬」と回答した人は7.6%で四季のうち最下位だ。「通年で利用している」人の55.6%と合わせると、63.2%の人が冬でも活動している。

「冬期休暇におけるキャンピングカー利用の1番の目的」の回答では、温泉、観光地巡りが67.5%に達した。趣味などの目的を行うための行動でなく、旅そのものが目的となっているケースが多い。キャンピングカーユーザーが感じている利便性からも、「暖かい室内空間」、「自由な行動」を上げる人が多い。

また、「冬期のドライブで一番不安を感じること?」の回答で一番多いのが「凍結」だった。外的要因に対する警戒心は高いが、内的環境に関しては、寒さなどは全く気にしていないということが判明した。環境と行動力がキャンピングカーの魅力として注目されている。

キャンピングカーを使った旅に要する日数として、「2泊3日」が41.2%、「1泊2日」が32%という比率となる。週休2日が一般的な中、2泊3日が最も高い結果となっている。例えば、土日休みのユーザーが金曜日夜から行動していると推測される。

キャンピングカーユーザーが宿泊に最も利用したい場所に、62.5%の人が「道の駅」を挙げた。2番目に多かった「RVパーク」の15.5%を引き離した。

2018年1月21日現在、「道の駅」は1134カ所、RVパークは102カ所と、RVパークの数は少ない。しかし「道の駅」は休憩のための駐車施設であることから、車中泊専用施設のRVパークが利用されることを日本RV協会は期待している。特に宿泊地に関しては、安心、安全にルールで許可された場所を増やし、その施設を利用し易くする方法を検討すべきとしている。

今回のアンケートは日本RV協会のサイト閲覧者を対象に行った。

《編集部》

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