ドライバーと乗客の両方にお金を支払う、米日産が新方式のライドシェア

自動車 テクノロジー ITS
米日産が行う新方式のライドシェア
米日産が行う新方式のライドシェア 全 3 枚 拡大写真

日産自動車の米国部門は1月31日、ヒッチ社と提携を結び、米国市場で「カープーリング」事業に参入すると発表した。

カープーリングとは、ライドシェアのひとつで、1台の車両に複数の人が乗車して移動するシステム。日産の場合、車両を提供したドライバーだけでなく、相乗りした乗客にもお金が支払われる点が特徴。カープーリングの普及を狙う。

日産のカープーリングを利用するには、ヒッチ社の専用アプリ、「Hytch Rewards」をスマートフォンなどにダウンロード。アプリのユーザーは、友人、家族、同僚などとつながり、車をシェアすることが可能に。アプリによって走行したルートが追跡され、ドライバーと相乗りした乗客の両方に、報奨金が支払われる。日産などスポンサー企業は、アプリユーザーの移動情報を利用できる。

このサービスは、まずは日産の米国本社があるテネシー州で開始し、順次拡大していく計画だ。ユーザーが個人用車両を使用してカーシェアリングを行うことで、交通渋滞を改善し、CO2排出量を削減する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る