ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは1月31日、『MDXスポーツハイブリッド』の2018年モデルを米国市場で発売した。
現行アキュラ『MDX』は3世代目モデル。2013年3月、ニューヨークモーターショー2013で発表された。2016年春のニューヨークモーターショー2016では、現行アキュラMDXにとって、デビュー以来、初の大幅改良が施された。
今回アキュラは、MDXスポーツハイブリッドの2018年モデルを米国市場で発売。アキュラの3モーター・スポーツハイブリッド「SH-AWD」を、新型『NSX』や『RLX』(日本名:ホンダ『レジェンド』)に続いて搭載する。
SH-AWDパワートレーンのエンジンは、気筒休止機能付きの3.0リットルV型6気筒ガソリン。トランスミッションは7速デュアルクラッチで、前輪駆動用のモーターと一体設計。リアには、後輪駆動用のモーターを2個レイアウトした4WDとなる。エンジンとモーターを合わせたトータルで、321hpのパワーと40kgmのトルクを獲得。アキュラによると、ブランドのSUVで最もパワフルという。
MDXスポーツハイブリッドの2018年モデルの米国ベース価格は、5万2100ドル(約570万円)。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地11.1km/リットル、高速及び複合モードが11.5km/リットル。ガソリン車に対して、市街地燃費は45%上回る、としている。