ドイツの自動車大手、ダイムラーは2月1日、2017年通期(1~12月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、メルセデスベンツなどグループ全体の売上高は、過去最高の1643億3000万ユーロ(約22兆4795億円)。前年の1532億6100万ユーロに対して、7%の伸びを示した。
また、2017年通期の純利益も、過去最高の108億6400万ユーロ(約1兆4860億円)。前年実績の87億8400万ユーロに対して、24%の増益となった。
増収増益となった大きな要因が、好調な新車販売。2017年は収益性の高いSUVを中心に、世界主要市場において販売を伸ばした。
ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「ダイムラーは、不安定な時代に安定した成功を収めている」とコメントしている。