ブリッドがキャンピングカー乗りにバケットシートをプッシュする理由…ジャパンキャンピングカーショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
ブリッドブース(ジャパンキャンピングカーショー2018)
ブリッドブース(ジャパンキャンピングカーショー2018) 全 6 枚 拡大写真

レースシーンやモータースポーツのフルバケットシートのパイオニアが、キャンピングカー好きをどう呼び寄せるか。フルバケ系やリクライニング系のシートを展開するブリッドは、「EUROSTER」「STREAMS」「DIGO」という3つのモデルを最前面に配置した。

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ブリッドの商品群は、レース志向のコンペティションスポーツ系、両距離ドライブ派へのコンフォートスポーツ系の2カテゴリに大別できる。

今回、ブリッドがキャンピングカー好きにプッシュしたのが、最もコンフォート側に位置する EUROSTER、STREAMS、DIGO の3種。そのなかでも最もプレミアムなクラスが EUROSTER だ。

「ジャパンキャンピングカーショーに出展するのは今回で2回目」と話す同社スタッフは、キャンピングカーショーに出展した理由についてこう教えてくれた。

「軽自動車や『ハイエース』などをベースにしたものや、バン・トラック系のキャンパーは、もともと客室空間にコストをかけているので、シートにはなかなかお金をかけられない。でも、こうした現場で試すと、商品力をダイレクトに体感してもらえる」。

キャンピングカーというと、はるか遠い地へ向けて走り、雑踏から離れた自然のなかで過ごすという時間が思い浮かぶ。

「長距離・長時間ドライブが当たり前のキャンピングカーユーザーが、ブリッドのコンフォートスポーツ系シートに座ってみると、『これはいいね』といってすぐに購入プランを尋ねてこられる。助手席に座る奥さんもシートを試すと『これはいい』といって旦那さんに『買って』となることも…」。

また、キャンピングカーユーザーが好むシートは、「スエードタイプよりもレザーが売れる」とスタッフ。

「ペットや、子どもたちといっしょにドライブする機会が多いせいか、サッと拭けてシミになりにくいレザーが選ばれる」。

さらに価格帯について同社スタッフは「1脚15万円前後のものが最もよく売れる。スポーツカーなどと違って、助手席に座る奥さんも『ほしい』ということになるので、運転席と助手席をセットで購入するパターンが多い」とも教えてくれた。

《レスポンス編集部》

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