ソウルから平昌まで190kmを自動運転、ヒュンダイの次世代燃料電池車が成功

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ヒュンダイNEXOがベースの自動運転車
ヒュンダイNEXOがベースの自動運転車 全 4 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は4日、自動運転の燃料電池車が、ソウルから平昌までの190kmを自動運転で走行することに成功した、と発表した。

ヒュンダイの自動運転車は、SUVの次世代燃料電池車『NEXO』ベースが3台と、高級サルーンのジェネシス『G80』ベースが2台の合計5台。すべての車両には、SAEの国際規格で定められているレベル4の自動運転技術と5Gネットワーク技術が搭載された。

2月2日、ソウルを出発した5台は、間もなく冬季五輪が開幕する平昌へ。高速道路に入ると、自動運転車は車線の変更と追い越しを自動で行い、韓国の無線高速道路決済システム「Hi-pass」を使って、料金所を通過した。

このデモンストレーションに使用された自動運転車には、さまざまなカメラとLIDARを搭載。また、自動運転車は大量のデータを処理するため、多くの電力が必要。燃料電池車は、燃料電池スタック内の水素と酸素との反応によって電気を生成することができる。ヒュンダイは、自動運転の試験に最適なモデルになる、としている。

《森脇稔》

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