ボッシュ、燃料電池の開発を強化…遅くとも2030年に普及すると予想

エコカー EV
ボッシュのeAxle
ボッシュのeAxle 全 1 枚 拡大写真

ボッシュは燃料電池の開発活動を強化し、製品ラインナップを徐々に拡充していく、と発表した。

ボッシュは遅くとも2030年には、燃料電池がパワートレーン・ミックスの中で重要な地位を占めるようになると予想する。そこで10年以上先を見据えて、燃料電池分野への取り組みの強化に乗り出す。

具体的には、大型トラック向けに、米国のスタートアップ企業と提携して、水素燃料駆動の「eAxle」を開発中。eAxleはモーター、パワーエレクトロニクス、トランスミッションという3つのパワートレインコンポーネントを、ひとつのコンパクトユニットに統合し、車軸をダイレクトに駆動するのが特徴。これにより、パワートレーンの効率を高め、低コスト化も実現するもの。

eAxleは、モジュラー式のプラットフォームを採用し、多様に組み合わせることができる。そのため、小型乗用車から商用車まで、あらゆるタイプの車両に適用することができるという。

ボッシュは独自のノウハウを活かして、長距離トラック向けとしては世界初となる商用車用デュアルモーターeAxleの開発を目指す、としている。

《森脇稔》

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