トヨタ、今期純利益見通しを過去最高の2兆4000億円に上方修正 4-12月期決算

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トヨタ自動車は2月6日、2017年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。純利益は前年同期比40.5%増の2兆0132億円となり、通期では過去最高の2兆4000億円となる見通しだと発表した。

第3四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、同0.5%増の667万8000台。日本での販売台数は同1.6%増の163万9000台、海外は同0.2%増の503万9000台。これらの結果、売上高は同8.1%増の21兆7970億円で、2期ぶりの増収となった。

営業利益は同13.8%増の1兆7702億円、税引前純利益は同13.6%増の2兆0031億円、純利益は同40.5%増の2兆0132億円だった。営業利益の増減要因については、増益要因として、為替変動の影響が2950億円、原価改善の努力が1350億円、その他の要因が247億円あった。一方、減益要因として、販売面の影響が1550億円、諸経費の増加ほかが850億円あった。

通期連結業績見通しは、売上高を前回予想比5000億円増の29兆円、営業利益は同2000億円増の2兆2000億円、税引前純利益は同2000億円増の2兆4500億円に上方修正。さらに米国の法人減税による影響を織り込み、純利益は同4500億円増の2兆4000億円で過去最高となる見通しだとした。

《纐纈敏也@DAYS》

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