テスラの大型ロケット、打ち上げ成功…EVスポーツカーが宇宙空間へ

エコカー EV
宇宙空間に解き放たれたテスラ・ロードスター
宇宙空間に解き放たれたテスラ・ロードスター 全 2 枚 拡大写真

米国のEVメーカー、テスラのイーロン・マスクCEOが率いる宇宙開発企業、「スペースX」は2月6日、新開発の大型ロケット『ファルコン・ヘビー』の打ち上げに成功した。

ファルコン・ヘビーは、スペースXが開発してきた宇宙旅行を前提とした新型ロケット。全長は、およそ70mと大きく、最大積載量もおよそ64tと大容量。

また、ファルコン・ヘビーでは、打ち上げに使われたブースターが、地上に垂直に着陸する設計。これにより、ブースターの再利用が可能となり、製造コストが抑えられる。

米国フロリダ州のケネディ宇宙センターから2月6日、ファルコン・ヘビーの打ち上げが成功。ファルコン・ヘビーには、マスクCEO自身が所有するEVスポーツカー、初代テスラ『ロードスター』を搭載。このロードスターは、通常荷重として積まれるコンクリートや鉄の塊の代わりになるもの。

もうひとつの目的が、このロードスターを太陽周回軌道に載せること。宇宙服を着た人形を乗せたロードスターは、すでに宇宙空間に解き放たれ、太陽周回軌道を目指しているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. マツダ『ロードスター』35周年、歴代4モデルのピンバッジを先行販売…8月29日から
  5. エアバッグとスイッチ問題を一気に解決! 最新“移設キット”活用術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る