VWのディーゼル車ユーザー15万人が電動車などエコカーに乗り換え…インセンティブ効果

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フォルクスワーゲン・ゴルフGTE
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フォルクスワーゲングループは、欧州市場でユーロ4とそれ以前のディーゼル車から、電動パワートレーン車などの環境対応車に乗り換える顧客を対象にしたインセンティブの利用者が、導入半年で15万人に到達した、と発表した。

フォルクスワーゲンは排ガス案件以来、パワートレーンの電動化の「e-モビリティ」を、戦略の柱に位置付けてきた。このインセンティブは、電動パワートレーン車の普及を図る一環として、行われている。

このインセンティブは、「環境インセンティブ」と命名。車種によって、3000~1万ユーロを補助。さらに、『パサート』や『ゴルフ』のプラグインハイブリッド車(PHV)に乗り換える顧客に対しては、1785ユーロ、ゴルフや『up!』のEVに乗り換える顧客に対しては、2380ユーロを上乗せする。

今回、このインセンティブの利用者が、導入半年で15万人に到達。インセンティブは当初、2017年12月末で終了する予定だったが、2018年3月末まで延長されており、さらなる利用者の増加が見込まれている。

《森脇稔》

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