ニュートラム増備車に新デザイン…大阪南港と元気な子供をイメージ

鉄道 行政
200系第17編成に施される車体イメージ。上田学園大阪総合デザイン専門学校のチーム「えぶりでぃ」が制作した。デザインコンセプトは「活気のある街と自然が解け合う南港」「朝~夜への時間の流れやタコから波への変化」。
200系第17編成に施される車体イメージ。上田学園大阪総合デザイン専門学校のチーム「えぶりでぃ」が制作した。デザインコンセプトは「活気のある街と自然が解け合う南港」「朝~夜への時間の流れやタコから波への変化」。 全 2 枚 拡大写真

大阪市交通局は2月13日、大阪市住之江区のコスモスクエア駅と住之江公園駅を結ぶ、南港ポートタウン線(ニュートラム)の200系増備車に新デザインを導入することを明らかにした。

200系は、1991年に登場した100A系の置換えを図るため、2016年に登場した4両編成の新交通システム用車両で、大阪市営地下鉄の4月1日民営化を機に、今後増備する第17・18編成に新デザインを導入する。第17編成は7月末、第18編成は8月末に運行を開始する予定。

新デザイン制作に際しては、「ニュートラムに新たな風を吹き込み、南港地区のさらなる活性化を目指すこと」を基本コンセプトに、従来車の車体形状を維持しつつ「南港で元気に走りまわる子供たち」をイメージしたものを、沿線のデザイン系学校から募集した。

応募されたデザイン案は、「デザイン性」「地域性」「親しみやすさ」「永く愛されるか」「夢があるか(楽しくなるか)」「デザインに込めた思い(コンセプト)」といった6つの観点から総合的に評価し、上田学園(大阪市北区)の学生による作品2点が選ばれている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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