無人滑走したバスを止めようとしたか---運転者が下敷きとなって死亡

自動車 社会 社会

バス会社の駐車場内で不自然な状態で止まっていた大型路線バス車両。運転者は車両の下敷きになっており、収容先の病院で死亡が確認された。

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14日午前6時25分ごろ、滋賀県草津市内にあるバス会社の敷地内駐車場で、大型路線バスの運転者が車両の下敷きとなっているのを出勤してきた従業員が発見した。男性は死亡。無人滑走していた車両を止めようとしていた可能性があるという。

滋賀県警・草津署によると、現場は草津市山寺町付近にあるバス会社の駐車場。出勤してきた人が駐車場入口近くの縁石に乗り上げた状態で停止している大型路線バスの車両を発見。不審に思い、その場から動かしてみたところ、車両の下敷きとなって倒れている72歳の男性運転手を発見した。

男性は胸部などを強打しており、心肺停止の状態で近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡が確認された。事故に巻き込まれた他の車両はなかったという。

車両はエンジンを掛けた状態で、ギアはニュートラルだった。敷地内に設置された防犯カメラ映像には降車した男性の姿が映っており、警察では何らかの異変を感じて降車した男性が、入口近くの傾斜路で無人滑走した車両を押し止めようとして転倒し、その後に下敷きになった可能性が高いとみて、サイドブレーキの使用状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場となった駐車場の入口は傾斜路になっており、バスはそこで縁石に乗り上げていた。サイドブレーキを掛け忘れた車両が無人の状態で滑走を始め、これを止めようとした運転者が車両の下敷きとなって死傷する事例は年に数件は発生しているが、乗用車程度でも人力で押し止めるのは困難とされる。
トラックやバスなどの大型車両を人力で押し止めるのは「不可能」といっても過言ではない。

《石田真一》

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