三菱商事が三菱自動車の持分法適用会社化を検討---株式を三菱重工から取得することを検討

自動車 ビジネス 企業動向
三菱自動車本社 (c) Getty images
三菱自動車本社 (c) Getty images 全 1 枚 拡大写真

三菱商事は、三菱重工業、三菱東京UFJ銀行が保有する三菱自動車の株式公開買付けし、持分法適用会社とすることを検討していると発表した。

三菱重工は国産リージョナルジェット「MRJ」の開発投資や造船事業、火力発電事業が低迷して業績が悪化しており、保有する三菱自の株式売却を検討している。

三菱自の燃費不正事件で、日産自動車の傘下に入ってからも三菱重、三菱商事、三菱東京UFJ銀行の三菱グループ3社は、出資比率が下がったものの、株式を保有してきた。

三菱重は三菱自の株式を手放すが、三菱グループ3社の出資比率を変動させないため、三菱商事が三菱自の株式を引き受ける。

三菱商事では「三菱3社による最適な出資構成とすることを目指し、三菱重、三菱東京UFJ銀行が保有する三菱自動車株式を公開買付けし、持分法適用会社とすることを検討している」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る