能勢電鉄初の省エネ車が3月19日に登場…元阪急車を改造

鉄道 テクノロジー
元阪急の6000・7000系の余剰車を組み合わせて4両編成に改造・整備した7200系。1月30日には阪急京都線正雀~桂間で試運転が実施され、2月7日に能勢電鉄の平野車庫に搬入された。
元阪急の6000・7000系の余剰車を組み合わせて4両編成に改造・整備した7200系。1月30日には阪急京都線正雀~桂間で試運転が実施され、2月7日に能勢電鉄の平野車庫に搬入された。 全 1 枚 拡大写真

兵庫県の能勢電鉄は、3月19日から妙見(みょうけんせん)線(川西能勢口~妙見口間)と日生線(山下~日生中央間)で新型車両7200系の運行を開始する。

7200系は、同社としては初めてのVVVFインバータ制御方式を採用した省エネ車両で、阪急電鉄(阪急)の正雀車庫で休車状態となっていた7000系先頭車の余剰車2両(7025・7125)と6000系中間車の余剰車2両(6671・6681)を組み合わせた4両編成を、阪神車両メンテナンス(兵庫県尼崎市)で能勢電鉄向けに改造、阪急の正雀工場で整備したもの。

編成は妙見口方から7200+7230+7280+7250で、ワンマン運転に対応。LED式の行先表示器や車内灯、LCD画面の車内案内情報装置、車椅子スペース(7200・7250のみ)、緊急用の避難はしごを備えており、座席の袖仕切りは新型となっている。

運行初日は、10時から13時30分まで川西能勢口駅(兵庫県川西市)4・5号線ホームで記念イベントが開催される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る