新潟県のえちごトキめき鉄道と新潟県上越市、上越商工会議所は、2月20日に新潟県上越市と長野県上田市で開催した記者会見で、4月にえちごトキめき鉄道と、しなの鉄道の観光列車の相互乗入れを行なうと発表した。
高田市で開催される高田城百万人観桜会、上田市で開催される上田城千本桜まつりに合わせて、4月13日にえちごトキめき鉄道の『えちごトキめきリゾート雪月花』が、4月7日にしなの鉄道の『ろくもん』が、それぞれ直江津・高田~上田間で運行される。
上越市で開催された記者会見に出席した、上越商工会議所の高橋信雄会頭によると、今回の乗入れは、2017年に上越市・上田市・甲府市が「三国同盟」を締結してから初の事業になるという。
また、席上、村山秀幸上越市長は「乗り入れができればと願っていた」、えちごトキめき鉄道の嶋津忠裕社長は「北国街道をテーマに相互乗入れを発信したい」という喜びの言葉を述べている。
時刻については、『雪月花』が直江津9時50分発~上田12時51分着・13時41分発~高田16時23分着、『ろくもん』が上田10時32分発~高田13時20分着・13時56分発~上田16時40分着で調整しているという。
いずれも旅行商品として運行されるため、乗車には事前の申込みが必要。