PSAグループとクアルコム、セルラーV2Xの実証実験へ

自動車 テクノロジー ネット
PSAグループとクアルコムのセルラーV2Xの実証実験イメージ
PSAグループとクアルコムのセルラーV2Xの実証実験イメージ 全 1 枚 拡大写真

PSAグループは2月21日、クアルコムと共同で、「セルラーV2X」(Vehicle to Everything:車車間通信・路車間通信)の実証実験を行うと発表した。

セルラーV2Xは、車両とあらゆるものをつなぐ高信頼・低遅延の通信技術。セルラーV2Xは、有力な無線通信技術のひとつで、自動運転やインテリジェントモビリティにおける利用が期待されている。

今回、PSAグループはクアルコムと共同で、セルラーV2Xの実証実験を行うと発表。2018年3月に、フランス・レンヌにおいて、フランス初のセルラーV2Xのデモンストレーションを実施する。

その目的は、車両間の直接通信を伴う車載アプリケーションの5G展開の第一歩とすること。両社は、ITSとネットワーク通信用に割り当てられた5.9GHz以上の第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)をベースとしたセルラーV2X技術のテストにおいて、協力していく。

なお、実証実験では、クアルコムの「9150 セルラーV2Xチップセット」を搭載したクアルコムのリファレンスプラットフォームを使用。PSAグループの車両に、実証実験用のコネクテッドカーシステムを組み込む、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. デリカミニが一晩で別物に! プロ施工3ウェイ+サブウーファーの実力[car audio newcomer]by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST
  4. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  5. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る