日野 プロフィアなど、冷蔵冷凍車1554台をリコール…冷凍ユニットが脱落するおそれ

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改善箇所
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インガソール・ランドは2月23日、日野『プロフィア』などの冷蔵冷凍車用冷蔵冷凍装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはプロフィアのほか、『レンジャー』、いすゞ『ギガ』、『フォワード』、三菱ふそう『スーパーグレート』、UDトラックス『ビッグサム』、『クオン』、東急『TF36H2C3』の計8車種で、2008年12月24日~2017年6月21日に製造された1554台。そのほか組み付けられた車両が特定できない731台も対象となる。

冷蔵冷凍装置において、アンダーマウント冷凍ユニットの固定部の設計が不適切なため、固定部の強度が不足し、走行振動等により亀裂が生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、固定部が破断して冷凍ユニットが脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両を点検し、冷凍ユニットの取付け材にL型が使用されているものは、冷凍ユニットの固定部に補強部材を取付ける。なお、固定部に亀裂等がある場合は、補修部材にて溶接補修を行う。

不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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