インテルが東京五輪に5G導入へ、完全なコネクトカー目指す…MWC 2018

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インテルの未来のコネクトカーのイメージ
インテルの未来のコネクトカーのイメージ 全 1 枚 拡大写真

インテルは2月26日、スペインで開幕した世界最大規模の携帯通信関連見本市、「MWC(モバイル・ワールド・コングレス2018)」において、2020年の東京オリンピックに5Gテクノロジーを導入すると発表した。

5Gは次世代(第5世代)の移動通信システム。高速で大容量のデータをやり取りできることから、高度な自動運転やコネクテッドカーなどの実現に欠かせない技術とされる。

インテルは2020年の東京オリンピックに、5Gテクノロジーを導入すると発表。インテルが目指すのは、完全なコネクテッドカーやスマートシティのためのセンサー。インテルによると、東京の中心部において、オリンピックの観客が物理的に移動するための方法を変える可能性を秘めているという。

5Gネットワークでは、最新の端末テクノロジーを活用することで、競技場への入場や安全な大会運営をはじめ、あらゆる状況で活用できる広範囲の顔認証システムなど、データ要件の厳しい独特なワークロードに対応していく。

また、インテルとその他のオリンピックのパートナー各社は、自動車にも最新の5G通信を提供することを目指す。現時点ですでに、30km/hで走行する車両から、4K解像度の映像通信で最大1Gbpsのデータ通信速度を達成した、としている。
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《森脇稔》

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