秋田港のクルーズ船連絡列車は『あきたクルーズ号』に…キハ48形改造車を投入

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秋田港のクルーズ船連絡列車は『あきたクルーズ号』に…キハ48形改造車を投入
秋田港のクルーズ船連絡列車は『あきたクルーズ号』に…キハ48形改造車を投入 全 3 枚 拡大写真

JR東日本秋田支社は2月23日、秋田港~秋田間で4月18日から運行を開始するクルーズ船連絡列車『あきたクルーズ号』に投入する車両の概要を明らかにした。

秋田港のクルーズ船連絡列車は、停泊するクルーズ客船の乗船客を秋田市中心部まで輸送するもので、昨年、竿灯まつり期間中の8月3~6日に初めて運行された。

運行区間のうち、秋田港~土崎間1.8kmはJR貨物が保有する路線であるため、運行主体のJR東日本は、この区間で「自らが敷設した以外の鉄道線路を使用(借用)して、旅客または貨物の運送を行う」第二種鉄道事業者として運行する。

国土交通省から1月26日付けで第二種鉄道事業の許可書が交付されているが、これによると、許可期間は11月3日までで、秋田港の入港日24日のうち12日間と、毎年7月にセリオンタワーで開催される秋田港海の祭典「マリンフェスティバル」に合わせた2日間の、計14日間運行することになっている。

1日あたりの運行本数は1~12本で、秋田港~秋田間のほか、県南方面や男鹿方面、五能線方面への直通運行も計画している。

今回投入される車両は、キハ48形を改造した4両編成で、クルーズ船の魅力を表現するため、「海」「港」「クルーズ船」をイメージした外観となる。

また、この車両に合わせて、秋田港駅には4両編成に対応した、長さ90.2mの旅客用ホームが設置される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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