ジャパンタクシー、トヨタ自動車などが出資するファンドから10億5000万円を調達

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日本交通グループのジャパンタクシーは、「未来創生ファンド」から新たに10億5000万円の資金を調達したと発表した。

「未来創生ファンド」はスパークス・グループ、トヨタ自動車、三井住友銀行の3社の出資で2015年11月から運用している。

ジャパンタクシーは「未来創生ファンド」から2017年6月に5億円、同年10月にタクシー会社2社から総額1億円、2018年2月にはトヨタ自動車から約75億円の資金を調達した。今回の未来創生ファンドからの10億5000万円を合わせると累計91億5000万円の資金調達を実施することになる。

IoTやビッグデータ、AI社会の到来で、産業構造や社会構造が大きく変化する中、「移動」についても大きな転換期を迎えている。少子高齢化が加速する中、「移動」の重要性は高まり、従来の移動の枠組みを超えた大規模な社会のインフラとしての役割が求められる。

ジャパンタクシーは、これまでの資金調達により、「移動」の課題を解決するとともに「移動」に伴って発生するデータの活用により、日本のモビリティ革命を実現し、社会インフラの進歩に貢献していく、としている。

今後「全国タクシー」アプリの操作性の向上や配車時間の短縮、革新的な新機能を追加し、2020年までに配車可能タクシー台数を全国のタクシー台数の約40%を占める9万台に増やし、累計アプリダウンロード数を1600万件に伸ばすことを目指す。

《レスポンス編集部》

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