スマホと車をつなぐ、トヨタが普及に向けて「sdl」を訴求…MWC 2018

自動車 テクノロジー ネット
ホール8に出展したトヨタブースでは「sdl」の全面展開となっていた
ホール8に出展したトヨタブースでは「sdl」の全面展開となっていた 全 10 枚 拡大写真

昨2017年1月、トヨタ自動車はフォードモーターと共に、スマートフォンとクルマとをつなげるオープンソース「スマートデバイスリンク(sdl)」を管理するコンソーシアムを設立。MWC 2018ではそれを受けた様々な活用例を披露した。トヨタのサービスインはグローバルで2018年秋となる見込み。

【画像全10枚】

このコンソーシアムには、フォードとトヨタ以外に、日産、三菱、スバル、マツダ、スズキの日本メーカーのほか、海外ではPSAグループが参画。二輪車メーカーではスズキ、ヤマハ、カワサキが含まれる。MWC 2018のトヨタブースには、パートナーのスズキとヤマハが、スマートフォンと連携が可能なディスプレイを搭載した二輪車のプロトタイプを出展した。多くのサプライヤーも参画しており、コンソーシアムとしてもsdlが自動車業界標準となることを目指す。

もともとsdlは、フォードによってスマートフォンアプリと車載器を連携させる「アップリンク(AppLink)」システムとして2013年に採用。すでにグローバルで500万台を超える車両で利用可能となっている。スマートフォンに含まれる機能を車載ディスプレイオーディオ上で展開できるようにしたのがベースだ。

今回の出展では、スマートフォンで設定した目的地をそのまま車載ディスプレイオーディオ上で展開でき、シームレスな目的地への誘導を実現。LINE Clovaによる音声アシストにも対応しており、目的地設定やLINEミュージックの再生のほか、天気予報やニュースなども音声で呼び出せる。トヨタ自動車のコネクテッドカンパニー、コネクティッド先行開発部の市川和臣氏によれば「今後はLINEメッセージの音声での入力にも対応予定」だという。

一方で、海外に比べて日本ではディスプレイオーディオの普及率は低い。それは市販カーナビの低価格化が最大の要因。市川氏は「価格は重要なファクターではあるが、アンケート上では手軽なスマートフォンをカーナビとして使いたい人がかなり多い。日本でも潜在需要は相当に大きいはず」と話す。ADAS関連で高度化して行くカーナビについても「それとは別の需要があると思っている。特にCarPlayやAndroidAutoとは違い、幅広いアプリに対応ができることも大きなポイントになる」(市川氏)とも話していた。3月13日開催 若手技術者応援セミナー【無料】5G×クルマ MWC 2018最新報告はこちら。

《会田肇》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:6』予想CG公開! PHEVを採用? D:5の進化のゆくえ
  2. 車中泊や休憩時の必須アイテム「カーテン」、用途や好みに応じて選べる新作、続々登場![特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  4. ランボルギーニ『ミウラ』誕生60周年、電動スーパーカー『レヴエルト』に「ミウラ 60° オマージュ」…世界限定99台
  5. 【BYD ラッコ 新型試乗】クルマとしての出来は「極めて高い」が、その真髄は別のところにあった…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る