アイシン精機は2月27日、画像認識技術開発のスタートアップ企業であるIdein(イデイン)と、人工知能(AI)を組み込んだ製品開発で資本業務提携すると発表した。
アイシン精機は、「ゼロエミッション」「自動運転」「コネクティッド」の3分野を次世代開発の核となる重点開発領域と定めている。その中で、これまでにもイデインとはドライバーモニターシステムなどの画像認識系の製品で技術協力を実施。今回の資本業務提携により、技術開発基盤の強化を目指す。
一方、イデインはAIモデルの設計に強みがあり、量産マイコンへ搭載する技術力を持つ。今回の提携を機に経営基盤の強化を図るとともに、自動車に関わる領域にも事業を展開していく。