フォードが AppLink と sdl の二面展開、プラットフォーマーを強調…MWC 2018

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ホール1に出展したフォード
ホール1に出展したフォード 全 7 枚 拡大写真

バルセロナで開催中の「MWC 2018」では、自動車メーカーであるフォードモーターの存在も大きい。今年は昨2017年1月、トヨタ自動車と共に立ち上げたコンソーシアム「sdl(スマートリンク・デバイス・リンク)」関連を出展。同時にそのベースとなった「AppLink(アップリンク)」も出展した。

【画像全7枚】

ブースは大きくAppLinkとsdlのコーナーに分かれて展示が行われていた。

AppLinkは、いわば開発者がモバイルアプリのコマンドと制御をHMIに拡張する機能として提供する一種のAPI。通常ならモバイル端末のタッチパネルによって処理される通常の機能を、音声コマンドやステアリングなどへ転送するため、ドライバーはモバイルデバイスの機能をクルマ側のSYNCを介して自在に操れるようになる。

機能はモバイルデバイス上で動作するため、制作者は煩わしいUIを車載器側に準備する必要がないメリットもあるのだ。しかも、AppLinkはオープンソース化されており、サードパーティが自由に参画可能。これまでも数多くのアプリが生み出されたのもそういった背景があったわけだ。

そして「sdl」は、スマートフォンと車載器を接続する規格で、昨年1月にフォードとトヨタがコンソーシアムを立ち上げた。接続するとスマートフォンのコンテンツを車載器側に表示して操作可能となるもの。iOSやAndroidなどのモバイルデバイスOSと通信が可能で、Linux、QNXなどの一般的な組み込みオペレーティングシステムに展開できる。もともとフォードが2013年に「アップリンク(AppLink)」システムとして2013年に採用。すでに500万台を超える車両で利用可能となっている。

特にsdlはスマートフォンで使っていたアプリを、そのまま車内に持ち込んでシームレスに使い続けられることが最大のポイント。sdlには多くのサプライヤーも参画しており、すでにナビゲーションや音声アシストなど150以上のアプリが動作可能。フォードはコンソーシアムの盟主として自動車業界標準となることを目指して働きかけていく。会場にはsdlに対応したトヨタとPSA(プジョーシトロエン)、2013年にフォードが傘下に収めたLIVIOの3製品が並べられていた。
3月13日開催 若手技術者応援セミナー【無料】5G×クルマ MWC 2018最新報告はこちら。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  3. トヨタ『ライズ』次期型はRAV4デザインか⁉…6月のスクープ記事ベスト5
  4. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  5. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る