アウディ A6 新型、全車マイルドハイブリッド…ジュネーブモーターショー2018で発表へ

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アウディA6セダン新型
アウディA6セダン新型 全 7 枚 拡大写真

アウディは2月28日、新型『A6セダン』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー2018で初公開される。

『A6』はアウディのミドルクラス車で、現行型は4世代目モデル。2011年1月、デトロイトモーターショー2011で初公開された。このA6セダンがジュネーブモーターショー2018において、フルモデルチェンジを受ける予定。新型は5世代目モデルとなる。

新型A6セダンには、新型『A8』、新型『A7スポーツバック』に導入されたアウディの最新デザイン言語を採用。シングルフレームグリルは、さらに大型化され、表情に力強さを増した。空気抵抗係数を示すCd値は0.24と、エアロダイナミクス性能も向上。ボディサイズは、全長4939mm、全幅1886mm、全高1457mm。現行モデルに対して、7mm長く、12mmワイド、2mm背が高い。

ボディサイズの大型化の効果で、室内空間が拡大。後席の足元や頭上、肩周りのゆとりが引き上げられた。アウディによると、後席足元の空間は、主要な競合車を凌ぐという。前席には、オプションでマッサージと空調機能が選択可能。トランク容量は530リットル。トランクリッドは、ドライバーが足をキックさせる動作により、電動で開く。

欧州では発売当初、ガソリンとディーゼルの2ユニットを用意。ガソリンは直噴3.0リットルV型6気筒ターボ「TFSI」。最大出力340hp、最大トルク51kgmを引き出し、0~100km/h加速5.1秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。

3.0リットルエンジンについてはすべて48Vマイルドハイブリッドを採用。48ボルトの電源システム、BAS(ベルト・オルタネーター・スターター)、リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、55~160km/hの範囲で走行中にエンジンを休止させ、燃費を稼ぐ。エンジンのスタート/ストップ機能も、幅広い走行条件で作動。減速時には、BASが最大12kWのエネルギーを回生する。マイルドハイブリッドの効果により、実走行で100kmあたり、最大0.7リットル燃料消費を削減する、としている。

《森脇稔》

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