シュコダが新開発48VマイルドHV、SUVコンセプトに搭載…ジュネーブモーターショー2018で発表へ

エコカー ハイブリッド
シュコダ・ビジョンX
シュコダ・ビジョンX 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは2月28日、スイスで3月6日に開幕するジュネーブモーターショー2018で初公開する『ビジョンX』に、新開発の48Vマイルドハイブリッドを搭載すると発表した。

ビジョンXは、シュコダが次世代クロスオーバー車を提案するコンセプトカー。シュコダのSUVラインナップに、将来加わる第3のモデルを示唆している。

このビジョンXに搭載されるのが、新開発の48Vマイルドハイブリッドシステム。エンジンは直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。このエンジンは、ガソリンとCNG(圧縮天然ガス)の両燃料に対応しており、最大出力130hp、最大トルク25.5kgmを発生する。

モーターは2個搭載。ひとつのモーターは、フロントのエンジンとBSG(ベルトドライブ・スターター・ジェネレーター)を介して結ばれ、もうひとつのモーターはリアアクスルに搭載し、4輪を駆動する。このモーターは48Vのリチウムイオンバッテリーで駆動し、ブレーキエネルギー回生システムも備える。

動力性能は0~100km/h加速が9.3秒、最高速が200km/h。EVモードでは、最大2kmのゼロエミッション走行が可能。欧州で重視されるCO2排出量は89g/kmに抑えられた。燃料満タン時の航続は、最大650kmを確保している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る