2月の新車総販売は2.2%減と5か月連続のマイナス

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が3月1日に発表した2月の新車販売統計(速報)によると、総台数は前年同月比2.2%減の47万3878台と、2017年10月から5か月続けてのマイナスになった。

昨年の需要回復を支えた登録車の好調が一巡した格好となっており、同月の登録車は4.9%減の29万6665台で、5か月連続して前年を下回った。

日産自動車とSUBARU(スバル)による完成検査不正の影響が生産、営業の両面で残っている状況にあり、日産は4.5%減と5か月連続で落ち込んだ。また、スバルは19.8%減と大幅なマイナスで、落ち込みは4か月続いている。昨年は堅調に推移したトヨタ(レクサス除く)も11.1%減と2ケタの落ち込みとなった。

一方、軽自動車は2.6%増の17万7213台で、2か月連続のプラスだった。15年4月の軽自動車税増税から17年3月まで長期の落ち込みが続いていたものの、同年4月以降はプラス基調に転じている。昨年1年間では3年ぶりの増加となり、今年1~2月累計も5.4%増と堅調だ。

メーカー別ではスズキとスバルがマイナスだったほかは全社前年実績を上回った。三菱自動車は前年同月が燃費不正による落ち込みとなっていたこともあり、22.6%増と大幅な伸びを確保した。日産も同様に4.3%増と市場の成長を上回る販売となった。シェアトップはダイハツ工業で、31.7%と唯一3割台に乗せている。

《池原照雄》

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