ボルボカーズは、世界規模でスタートアップ企業を支援する目的で、新たに投資ファンドを設立した、と発表した。
この投資ファンドは、「ボルボカーズ・テックファンド」と命名。電動化や自動運転、人工知能(AI)、デジタルモビリティサービスなどの分野において、画期的な技術の開発を進めているスタートアップ企業に投資していく。
ボルボカーズ・テックファンドの立ち上げは、ボルボカーズのデジタル変革を加速させるもの。2017年、ボルボカーズはシリコンバレーにデジタル組織を設立している。
なお、最初の戦略的投資先には、米国のシリコンバレーに本拠を置くスタートアップを選定。自動運転などに向けた高度なセンサーを開発している企業に投資を行う。
スタートアップ企業は、ボルボカーズ・テックファンドに参加することにより、さまざまな方法で利益を得ることが可能。新興企業は、自社の技術を検証し、製品の市場化のペースを加速させる可能性がある、としている。