アイシングループ、シリコンバレーのVCと55億円のベンチャー投資ファンドを設立

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュは、フェノックスベンチャー・キャピタル(フェノックスVC)をゼネラルパートナー(GP)とする、約55億円のベンチャー投資ファンドを設立した。フェノックス・ベンチャーキャピタル・ジャパンが7日、明らかにした。

アイシングループがファンドを組成した背景は、電気自動車(EV)や自動運転車、ライドシェアサービスなど、自動車産業での新興技術の勃興がある。アイシンは、シリコンバレーを中心に世界中の技術を発掘しているフェノックスVCと協力することで、世界最先端技術へのアクセススピードの加速、自動車産業の底上げにつながる提携の促進を目指す。

フェノックスVCは世界の拠点に広がるチーム力を活かしてベンチャー投資活動を行うのに加え、ベンチャー企業とアイシンとの橋渡しとして事業開発支援にも力を入れていく。

約55億円のファンドがターゲットとする投資分野は、 自動運転、ゼロエミッション、コネクテッドビークルをキーワードとした世界中の自動車関連技術全般、AI、IoT、AR/VRなどの最先端技術分野、ハードとソフトの融合をキーワードとした分野など。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る