アウディは、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2018において、道路と空中を移動する完全自動運転のEVコンセプトカー、『Pop.Up Next』を初公開した。
Pop.Up Nextは、イタルデザインとエアバスが立ち上げたドローンEVプロジェクト、『Pop.Up』の進化版。アウディがこのプロジェクトに新たに加わったことにより、Pop.Up Nextがジュネーブモーターショー2018でワールドプレミアされている。
Pop.Up NextはPop.Upに対して、大幅に軽量化され、インテリアのデザインも変更。超軽量の2名乗りキャビンは、車両モジュールと飛行モジュールのどちらにも取り付け可能。アウディは、バッテリーと自動運転技術のノウハウで、このプロジェクトを支援していく。
インテリアの最大の特徴は、49インチの大型スクリーン。人と機械のやりとりは、音声や顔認識システム、視線追跡操作システム(アイトラッキング)、タッチ機能によって行われる。
アウディは、遠い将来この車は、人々を乗せて都市の道路と空中をすばやく便利に移動し、様々な交通問題を解決する可能性を秘めている、としている。