MX-5カップジャパン、今シーズン初の合同テストを実施

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堤優威
堤優威 全 6 枚 拡大写真

世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップ ジャパン(GMCJ)」は3月10日、今シーズン最初の合同テストをスポーツランドSUGOにて実施した。

まだ開幕まで準備途中のチームも多く、当日の参加は3チーム4台と少数だったが、今年デビューするルーキー3名が登場。中でもロードスター・パーティレースのチャンピオンを経て、スーパー耐久レースで活躍した実績を持つ梅田剛と堤優威の走りに注目が集まった。

最初のセッション序盤では、2016年のパーティレース日本一王者、12号車の梅田が1分38秒台前半を連発してリードする。梅田は昨年、チームNOPROのデミオでスーパー耐久に参戦して2回の優勝に貢献したが、GMCJにはミスター・ルマンこと寺田陽次郎監督率いるチームTERRAMOSに復帰しての参戦となった。

しかし、後半からはCABANAレーシングの7号車・堤が逆転し、このセッションのベストとなる1分37秒407までタイムを刻む。堤は2015年のパーティレースでチャンピオンに輝いたほか、2016年のグローバルMX-5カップ世界一決定戦(エキシビションマッチ)でも3位に入賞。スーパー耐久でもNCロードスターで優勝を経験。そして鈴鹿で行われた昨年のGMCJ第2戦にもメディア枠でスポット参戦し、ポールポジションを獲得した実績を持つ。

午後のセッションでも、堤が計測3周目に1分37秒120をマーク。結局これが、この日の最速ラップとなった。午前中は38秒を切れなかった梅田も、このセッションでは12周目に1分37秒400とタイムを刻んできた。

堤は「カップカーでのSUGOは今日が初めてで、左ハンドルで右シフトというのもあまり経験がなかった。とにかくマシンに慣れていく段階だが、それでもトップは取りたいと思っていたので、よかった」と語った。一方で梅田は「テストの前日から走るチャンスをもらい、セッティングも前進はしている。ただ、ここ一発の速さという部分ではまだ課題が大きいと感じている」とコメントした。

今年のGMCJ開幕戦は4月15日に、「マツダファン東北ミーティング 2018 in SUGO」のメインイベントとして予選・決勝をワンデーで開催。さらに、もてぎ、鈴鹿、岡山、富士と、9月まで日本全国の主要サーキットを転戦していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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