ドゥカティ、ムルティストラーダ1200S などリコール フロントブレーキが効かなくなるおそれ

モーターサイクル 企業動向
ドゥカティ・ムルティストラーダ1200S
ドゥカティ・ムルティストラーダ1200S 全 2 枚 拡大写真

ドゥカティジャパンは3月9日、『ムルティストラーダ1200S』など13車種について、フロントブレーキマスターシリンダに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはムルティストラーダ1200Sのほか、『ムルティストラーダ1200S パイクスピーク』、『1299パニガーレ』、『1299パニガーレS』、『1299パニガーレR ファイナルエディション』、『パニガーレR』、『モンスター1200S』、『モンスター1200R』、『モンスター1200Sストライプ』、『1299スーパーレッジェーラ』、『スクランブラーカフェレーサー』、『XディアベルS』の合計13車種で、2015年4月20日~2017年12月9日に輸入された1398台。

フロントブレーキマスターシリンダの設計が不適切なため、シリンダ内のピストンの強度が不足しているものがある。そのため、ブレーキ作動時のブレーキ液圧により、ピストンに亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けるとピストンが破損し、最悪の場合、フロントブレーキが効かなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、マスターシリンダのピストンを対策品に交換する。

不具合および事故は起きていない。イタリア本社からの報告により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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