韓国製EV、低価格でテスラ対抗か…ヒュンダイ「ニロEV」市販型を初スクープ
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捉えた開発車両には、エキゾーストパイプは見当たらない。フロントはマスクで覆われているが、少量の空気で冷却可能なため、グリルはないはずだ。コンセプトでは代わりにメッセージを発信出来るワイドディスプレイが装備されていたが、市販型にどのように反映されるのか期待される。
最高出力204psを発揮するというEVパワーユニットは、ヒュンダイ『アイオニックEV』から流用される。64kWhバッテリーパックを搭載し、1回の充電で約383kmの航続距離を可能にする。テスラの高性能SUV、『モデルX』は最廉価モデルでも1千万円程度。通常の生活レベルでは、十分な性能を持つ「ニロEV」がその半額以下なら、高い競争力を持ち、大ヒットの可能性も秘めていると言えるだろう。
ワールドプレミアは、2018年内と予想される。キアは、2025年までに16車種もの電動パワートレインモデルを発売する計画を打ち立てており、その内、ゼロエミッションモデルは5車種を予定している。「ニロEV」はその第一弾となるだろう。
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《APOLLO NEWS SERVICE》