タイヤが空気を浄化、苔が光合成して酸素を放出…ジュネーブモーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
グッドイヤーのコンセプトタイヤ「オキシジェン」(ジュネーブモーターショー2018)
グッドイヤーのコンセプトタイヤ「オキシジェン」(ジュネーブモーターショー2018) 全 4 枚 拡大写真
グッドイヤーは、ジュネーブモーターショー2018において、空気を浄化する機能を持たせたコンセプトタイヤを発表した。

このコンセプトタイヤは、『Oxygene(オキシジェン)』と命名。サイドウォール内で苔を生息させるユニークな構造が特徴。この独特のタイヤの構造とトレッドデザインは、路面から水滴や水分を吸収して循環させるため、光合成が起こり、空気中に酸素を放出する。

オキシジェンでは、独自のトレッドを通して路面から水分を吸収。また、空気中の二酸化炭素を取り込み、サイドウォールに生息させた苔の光合成を促すことで酸素を放出する仕組み。

グッドイヤーによると、約250万台の車両を擁するフランス・パリと同規模の都市では、オキシジェンが年間およそ3000トンの酸素を生成。年間4000トン以上の二酸化炭素を吸収することになる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る