三菱ふそう、量産EV小型トラック eキャンター を英国へ初投入

エコカー EV
英国に投入されたeキャンター
英国に投入されたeキャンター 全 1 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は3月16日、量産電気小型トラック『eキャンター』を英国・ロンドンに初納入した。

eキャンターは世界初の量産電気小型トラックとして、2017年9月にニューヨークで世界発表以降、UPS社(米国)や、ヤマト運輸およびセブンイレブン(日本)、DHL、DBシェンカー、レーノス、ダクサ(ドイツ)などに納車している。総重量7.5トンで、最大積載量は最大4.5トンまで対応。365V・13.8kWhの高電圧リチウムイオンバッテリー6個を動力とし、最高出力135kWを生み出す。1回の充電による航続距離は100kmを超え、市内配送には十分な距離を実現。排出ガスゼロに加え、従来のディーゼルトラックと比較して走行1万kmあたり最大1000ユーロ(約13万円)の運用コストを削減できる。

eキャンターを英国で運行するのは、DPD社、ホーヴィス社、ウィンカントン社の3社。DPD社は、200以上の国で1日当たり480万個の荷物を運ぶ国際的な運送会社。最初の2年間はeキャンター1台を使用する予定だ。ホーヴィス社はハイウィカムを拠点とする製パン・製粉業者。年間80万トン以上の小麦を国内およびアイルランドのベーカリーやパン業者に供給しており、当面、2台を運行する。ウィンカントン社は英国最大の物流会社。今回、3600台の車両プールにeキャンター5台が加わる。

《纐纈敏也@DAYS》

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