【VW ポロ 試乗】エントリーモデルにも手を抜かないクルマ作りはさすが…竹岡圭

試乗記 輸入車
VW ポロ
VW ポロ 全 10 枚 拡大写真

「おおっ!さすがのハンドリング!とっても扱いやすいなぁ~」と、ハンドリングのいいクルマが好きな私は大満足! すっかりいい気分で、ゆるいワインディングロードと高速道路のドライブを堪能させていただきました。

【画像全10枚】

でね、念のためじゃないですが、昨年の国際試乗会で乗せていただいた時になんて書いてたかな? と、確認してみたところ…「日本にまず入ってくるのは1.0TSIエンジン95ps仕様ということですが、低回転域からしっかりトルクが出ていて扱いやすいものに仕上がっていました。7速DSGのフィーリングもますますアップ。ただし、アイドリングストップからの再始動の、音や振動やタイミングは、日本車の方が一歩上かな…という感じはしましたけど…」。なるほど!

確かに向こうで乗ったときは、これで十分! という感じであったんです。きちんと距離も乗った車両だったおかげで、アタリがきちんとついていたのでしょう。そして何より、速度域が違うのが最大のポイントかと思われるのですが、今回改めて日本で乗ってみたところ、低速トルクがやや物足りないかな? という印象でございました。

特に先日も書いていたように、坂道でのアイドリングストップからの再始動なんていうシーンで、再始動するまでの間と、その後のグイグイ感がもう少しあった方が、ストレスなく使えるかな? というのが、正直な実感だったんですね。とはいえ、実際使ってみて何か問題があるとか、使いにくいなんていうことは一切ないんですけれど…(笑)。

でもね、冒頭にも書きましたが、ハンドリングの的確さはさすがといったところ。思ったように曲がってくれる安心のハンドリング性能は、抜群の安定感でした。そのおかげで、4世代目の『ゴルフ』とほぼ同じくらいになったというサイズ感は、いい意味でまったく感じられません。実際に後部座席に座ると「広くなったなぁ~。ゆったり寛げるなぁ~。これなら旅行に行けるなぁ~」という感じではあるのですが、運転しているとまったく気にならないんですよね。

エントリーモデルにも手を抜かないクルマ作りはさすがです。水平基調でデザインされたインパネなどの上質さも広さを感じさせる一因なのでしょうね。でもそうはいってももっともっとパンチが欲しい! という向きは、グイグイの走りはGTIに期待しましょう!

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリスト。テレビのバラエティ番組のMCから、官公庁の委員まで、硬軟幅広く携わっている。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦、現在は全日本ラリー選手権に自らチームを立ち上げチャレンジ中。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)副会長。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

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