バイク通行料金「軽自動車の5/8」に ...自民党二輪問題PT・逢沢一郎座長

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自民党二輪車問題対策PTで、バイク料金区分の独立化を訴える逢沢一郎座長
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自民党二輪車問題対策PT(プロジェクトチーム)の逢沢一郎座長は22日の会合で、バイク通行料金を「軽自動車の5/8にすることを最終ターゲットにする」と、述べた。

バイクの通行料金は都市高速も含めて、現行では軽自動車と同一料金だ。これを5/8にするとは、つまり普通車の半額になる。

「高速道路の料金の適正化は、軽自動車の5/8の料金体系にできるだけ早く二輪車を位置付ける、区分けをするということを最終ターゲットにしている」

ただ、その実現までの課題も、逢沢氏は示した。

「しかし、明日からというわけにはいかない。国民、さまざまなユーザーの声を受け止めるということを含めて、理屈の整理をしていかなければならない。それをさまざまな切り口から挑戦をしていかなければならない」

二輪車の料金が四輪車と同一とする根拠を、国土交通省は走行時に1台の車両が占める面積が、軽自動車も二輪車も同一であることなどをあげる。また、高速道路各社は、二輪車料金を設定した場合の減収を懸念するが、それについても、具体的な行動を示した。

「今年度の二輪車のツーリングプランは好評だったと聞いている。こうした利用でETCの普及が進めば、(料金を)割安にすればどのくらい需要が喚起されるのか、ということも統計的に把握できるようになる。その成果、数字を、5/8にする力につなげていきたい」

高速道路各社は、二輪車の料金区分がないために、二輪車の利用がどのくらいあるかなどの利用実態を把握していない。そうした実情が見えないことがバイクの通行料金の独立化を進めにくくしている一因だ。新しいETC2.0では、二輪車を軽自動車と区別することができる。
いい仕事の条件を自分で決めて、自分が納得できる仕事をする。お客さま…

《中島みなみ》

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