スバルが WRX STI を空輸、JAL機に積み込み…ニュルブルクリンク24時間参戦へ

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ニュルブルクリンク24時間レース参戦車輌の積み込み
ニュルブルクリンク24時間レース参戦車輌の積み込み 全 40 枚 拡大写真

SUBARU(スバル)は、ドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する車輌を、フランクフルトまで空輸する。22日、千葉県成田市にある新東京国際空港(成田空港)での積み込み作業を報道陣に公開した。

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ちょうど1カ月前の2月22日に、富士スピードウェイでシェイクダウンしたニュルブルクリンク24時間耐久レース2018年仕様の『WRX STI』は、日本国内での開発とテストを終え、成田空港からJALの旅客機の貨物室に自動車を固定し輸送するサービス、「J SOLUTIONS WHEEL」でドイツへと旅立った。

成田空港には、ニュルブルクリンク24時間耐久レーススバルチームの辰己英治総監督も姿を見せた。辰己総監督は「空輸することで移動時間の短縮ができる。その分、国内でギリギリまで開発とテストを行うことができた。マシンの開発と仕上がりには手応えも感じている」とその仕上がりに満足げな様子だった。

JALの「J SOLUTIONS WHEEL」は通常の貨物パレットに車輌を載せ、機内で縦方向(進行方向)に車輌を搭載。車輌の大きさにもよるが1機で2~3台搭載できる。車輌1台で通常のコンテナ6~8個分のスペースを使う。貨物機で運ぶと車輌の上方に空きスペースが生まれてしまう。荷物輸送の効率を考えたシステムだという。スバルでは以前行われた旭川のテストコースを報道陣に公開する際に、この輸送システムを使い、『BRZ』を空輸した実績がある。

今回輸送するのはレーシングカーなので、それなりに苦労が見え隠れしていた。まずレーシングカーの最低地上高はそのままではパレットに積むのに低すぎるため、若干上げられ、タイヤの下にも板を敷いてかさ上げされていた。またレーシングタイヤもパレットの溝に収まらない太さ(幅)なので、移動用の細いタイヤに交換されていた。さらに、フロントアンダースポイラーはパレットからはみ出てしまうため取り外された。

リアウイングはかなり後ろに伸びているが、これは装着されたままだった。しかし貨物室に入れるためパレットを回転させた際には、翼端板が機体にギリギリ当たりそうな具合で、一同固唾を飲んで見守った。

ニュルブルクリンク24時間レース車輌を搭載した、ボーイング787-9敵JL407便は定刻11時を少し遅れて成田を出発した。この後は、4月14~15日に行われるQFレースを走行し、5月10~13日に開催される本番に挑む。

《雪岡直樹》

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