ヤマハ発動機は3月20日に発売したばかりの『MT-09 SP ABS』と、6月15日に発売予定の『TRACER900 GT ABS』を、3月23~25日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された第45回東京モーターサイクルショーに展示した。
水冷直列3気筒845ccエンジンを搭載した、ネイキッドとスーパーモタードとの“異種混合”スタイルが「MT-09 ABS」だ。その上級仕様として「MT-09 SP ABS」は設定された。
MT-09 SP ABSは、スタンダード仕様に対して、(1)特別仕様のKYB製フロントサスペンション、(2)OHLINS製フルアジャスタブルリアサスペンション、(3)ダブルステッチ入りシート、(4)ブラックバックのデジタルメーターの採用、(5)上位モデル『MT-10SP ABS』を連想させるカラーリングなどを採用した。
また水冷直列3気筒845ccエンジンを搭載したスポーツツーリングモデルTRACER900 GT ABSは6月に販売開始だ。「TRACER900 ABS」は『MT-09 TRACER ABS』がマイナーチェンジして改名、4月20日に発売されるモデル。TRACER900 GT ABSはその上級バリエーションとして走行性能や装備充実が図られている。