ETCシステム故障時のバックアップ用の簡易ETC---NEXCO西日本が開発

自動車 テクノロジー ITS
簡易ETCの試験走行状況(流出側)
簡易ETCの試験走行状況(流出側) 全 4 枚 拡大写真

NEXCO西日本は、ETC利用客の利便性向上を目指し、ETCシステム長時間閉鎖時のバックアップの取り組みとして、簡易なETCにより通行できる装置を開発した。28日、発表した。

今回の装置開発はETCシステム長時間閉鎖時の顧客の待ち時間を短縮する。短時間で仮設設置できる簡易なETCバックアップシステムの開発は、高速道路会社として初めて。

これまでETCシステムの故障などで長時間閉鎖が発生した場合、有人レーンで一旦停止して収受スタッフにETCカードを手渡しの上、カード処理していた。このため、料金所からの流出に時間を要していた。

今回、新たに簡易なETCを導入することで、収受スタッフによるカード処理が不要となるため、待ち時間が短縮化し、料金所渋滞の緩和に有効。

簡易なETCの開発と検証を完了し、処理時間の短縮効果を確認したことから今後、検証結果を反映させた機器仕様を2018年度第1四半期に取りまとめ、2018年度第4四半期に導入を進める。

すでに入口レーンでのETCバックアップは簡易なETC(入口情報を書込む機能のみ)を用いて実施している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 日産、追浜工場に関する報道を否定…「グローバル生産拠点統合は検討段階」
  5. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る