マークX、アクセラ、Cクラスまで…ユーザー買取車両の意外なメリットとは【カーセブンの中古車】

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カーセブン 多摩ニュータウン店
カーセブン 多摩ニュータウン店 全 16 枚 拡大写真

クルマ買い取り大手のカーセブンでは、自社で買い取った車両を直接販売する中古車販売事業も展開している。カーセブンならではの特徴があり、顧客のメリットも大きいとのことで、カーセブン多摩ニュータウン店に訪問し、話を聞いた。

中古車販売店は二種類ある

「中古車販売店には二種類あります。自社で買い取った車両を販売する店舗と、オークションなどで仕入れてきた車両を販売する店舗です」と、カーセブンディベロプメントの小川洋一グループ統括マネージャーは説明する。

カーセブンは前者にあたる。自社で買い取った車両のうち、品質の良いものを厳選して店頭で販売し、そうでないものはオークションに流す形だ。そして自社買い取り車両ならではのメリットは他にもある。

「オークションなどの中間マージンが不要なので、その分リーズナブルです。また、前のオーナーがどういう人で、どのように使ってたかという情報を持っていますので、安心して購入していただくことに繋がっています。お客様からも非常に好評です」。

オークションなどの中古車市場から仕入れて販売する場合には、前オーナーの情報を得ることはできない。カーセブンのユーザー買取販売ならではのメリットだ。

事故車の上手な買い方とは

自社買い取り車両を販売するメリットはまだある。

「事故歴のある車両を買い取る時も、ユーザー買取なので、どういう事故だったか、どんなダメージだったかをきちんとヒアリングして記録しています。一概に事故車ということではなく、ダメージが深刻なのか軽微なのか、具体的な事故の状況を含めてお伝えすることができるのが利点です」(小川氏)。

事故歴があると判定された時点で、車両価格はかなり下がる。カーセブンのように、具体的な事故の状況が分かれば、事故車ではあっても品質に納得してリーズナブルな価格で買うことができる。これもユーザー買取のメリットだ。

中古車の買い時も3月

「今は在庫がいっぱいで車を置けないくらい買い取りの数が多い状況です。3月は自動車税の締め月なので売却するケースが多かったり、新車販売店の決算時期にもあたるので、その分中古車の流通が増える時期でもあるんです。年間でも一番忙しい時期ですね」と小川氏は説明する。

つまり3月は、タマ数が豊富にあって買う側としては良い時期ということだ。そして価格もかなりお買い得になっているという。「どんどん売らないとお店に置けなくなってしまうので、売りやすいように値段的には結構安めになっています」(小川氏)。

ほかにも中古車のおトクな買いかたはないかと聞いたところ、「装備が充実してる車が断然お買い得ですね。オプション装備が付いていても中古車価格には反映されないからです。グレードの高い車種も装備が充実していますので、これも狙い目です」と返ってきた。

逆に、SUVやミニバンは中古車の価格が下がりにくい意外な理由があり、新車も併せて検討したほうがいい場合もあるという。「SUVやミニバンは海外からの需要が強いので、そのぶん底値が強いのです。特に『アルファード/ヴェルファイア』や『エルグランド』などは、走行距離が多くてもなかなか値落ちしません。東南アジアなどでは、高級車としてステイタスシンボルのような存在になっているようです 」(小川氏)。

編集部セレクトのお買い得車両は

そこで、カーセブン多摩ニュータウン店の在庫車両をチェックし、注目の車両を選んでみた。

最初にセレクトしたのは、トヨタのFRスポーティーセダン『マークX』。最大出力318psを発揮する3.5リットルV6 エンジンを搭載した上位グレードの「350S」で、走行距離3.8万km、2012年式。車両価格は169万円だ。このタマは、流通量の少ない3.5リッターモデルで、パワーはもちろん装備もかなり充実しているが、人気があり流通量が多い2.5リットルのほうが価格が逆転することもあるという。小川氏は、「こういった逆転現象は中古車ならではの醍醐味ですね。他の車種でもこのようなケースはあります」と説明する。

つぎは、マツダ『アクセラスポーツ』の先代モデル。中間グレードの「20S」で、走行距離はなんと1.4万km。そして価格は驚きの69万円だ。小川氏によると、「2009年式と少し古いので、この価格になっています。ボディーカラーは定番のガンメタリックで、外装、内装ともに目立つ傷みはありません」とのことだが、実車を見る限り、走行距離が少ないせいか、特に内装はほとんどヘタリがなく、新車下ろしたての雰囲気が残っている。

当時からスポーティーなハンドリングに定評があったアクセラスポーツのなかでも、バランスのいい2リットルモデルの低走行車がこの価格である。長く在庫することはなさそうだ。

3台目に選んだのは、メルセデスベンツ『C200』の現行モデル。人気の「アバンギャルドAMGライン」仕様で、358万円とそれなりのプライスタグが付くが、1年落ちで走行距離9000kmと、新車から下ろしたばかりといった風情である。新車時の価格は約550万円なので、早くも200万円も下がっていることになるのだ。小川氏によると、「高額な輸入車は、登録した瞬間にいくらか価値が目減りするのは仕方ありません。現行のCクラスは運転支援機能や自動追尾クルーズコントロールなどの装備が充実しています」とのこと。

そして最後に選んだのは、ホンダのハイブリッドスポーツ『CR-Z』。走行距離3.9万kmで車両価格は109万円と、かなり割安に感じる。”事故車”だからだ。「相場より30万円ほど安くなっています。事故車といっても走行にはまったく支障のない車です。ユーザー買取のメリットを生かして、事故の詳しい状況や、具体的なダメージについてヒアリング済みですので、買いたい方には詳細をお伝えして、安心して買っていただけます。オプションの無限のパーツが付いているのもお買い得感がありますね。 」と小川氏は説明した。(価格は全て税込み)

中古車選びは店選び

今回の取材を通じて、「こういう店で中古車を買いたい」と納得した次第だ。ユーザー買取によって中間マージンを廃し、素性のハッキリとした、一定以上の品質の車両が揃っている。中古車といえ安心して買うことができる。走行距離無制限の6か月保証制度も魅力だ。中古車選びは店選び、という格言もある。このような店で、希望にかなう車種を待つという買いかたもありそうだ。

※中古車の在庫状況、価格は3月28日時点のものです。詳細は店舗にお問い合わせください。

多摩ニュータウン店についてはこちら

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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